以下の体験イベントは当面の間、中止しています。
ウォットは、浜名湖を中心に都田川・遠州灘に暮らす生き物を展示しています。各水槽にわかりやすい解説板があり、飼育スタッフが説明や実験などをするイベント(プログラム)を行っています。生き物や標本などに触って学ぶこともできる体験学習施設です。
ウォットに来たら、ぜひ体験していただきたいおすすめイベントをご紹介します。 日程をご確認の上、ご来館ください。
水量120トンの大水槽にダイバーが潜り、魚のエサやり、クイズ、水中実験を行います。また、通信機と水中カメラを装着しているダイバーと、会話をすることもできます。水中から見える様子をモニターで観察しながらダイバーに質問を投げかけてみよう!
毎週日曜・祝日の13時45分より約15分間 大水槽にて開催 (季節ごとの特別版もあります)
生き物へのエサやりや、サメやエイのタッチングなどを体験することができます。
毎週日曜・祝日の10時より約10分間
※ 日により内容は変わります。
飼育スタッフがウナギについての解説をします。ニホンウナギとオオウナギがエサを食べる迫力ある様子を見学することができます。
毎週火曜・木曜・土曜・日曜・祝日
15時より約10分間
※ 月曜日が祝日の場合は実施。翌日は休館日。
浜名湖と浜名湖に暮らす生き物について解説をします。生き物や標本にも触ることができます。
毎週水曜・土曜日の13時50分より約10分間
※ イベントの内容は都合により変更、または休止する場合があります。ご確認の上ご来館ください。
遠州灘や浜名湖に生息する生き物の一部をご紹介します。 一つでも多く覚えて、ウォットで知っている魚を探してみてね。
遠州灘(えんしゅうなだ)は、静岡県西部の遠州方面の海で、静岡県の御前崎から 愛知県の伊良湖岬までをさします。ここでは浜名湖とちがい、外海の生物を見ることができます。
比較的水深の浅い海底近くを泳ぎます。おとなしく人を襲うことはありません。
ネコの顔に似ているのでネコザメと名前がつきました。固い殻を噛み割り食べます。
深いところに棲むサメで敵を威嚇するときは海水を飲み込んでお腹を膨らませます。
漢字で書くと「恵比寿鯛」。鱗が硬く、さばくのが大変ですが、美味しい魚です。
深海性の魚で底引き網漁などで獲れる美味しい魚です。エサの小魚を丸呑みします。
近海の深場にいるカサゴの仲間。遠州地方では、「チョウカ」、「ノドグロ」と呼ばれます。
主に「延縄」という方法で漁獲されています。静岡県では「栽培漁業」を行っています。
ダンゴムシやフナムシの仲間で口から悪臭を出して身を守り、生き物の死体を食べます。
浜名湖の生き物は種類数が大変多いです。また、幼魚が多く、成魚が少ないことも特徴の一つとなっています。これは豊富なえさと藻場などの絶好の隠れ場所に支えられているからなのです。
海岸近くや河川で生活する大型の肉食魚。釣りの対象魚として人気があります。
爪の力がとても強く、浜名湖では、「ドーマン」と呼ばれる高級なカニです。
西日本の太平洋岸に棲む大型の肉食魚。日本の固有種です。
12月~3月の時期に浜名湖南部では養殖用の「シラスアユ漁」が行われます。
お腹にさざ波模様があるのが特徴で、小さな頃は浜名湖のアマモ場でよく見ることができます。
アマモ場の中に棲み、夜、寝るときはアマモの葉を咥えて、流されないように体を固定します。
前脚のような胸鰭で海底を歩き周り、頭についた「エスカ」を使い寄ってきた小魚を食べます。
黒潮の流れに乗ってやってくる熱帯魚。鰭のトゲに毒を持つ危険な魚です。
サンゴ礁などの周りに棲む熱帯魚で夏には浜名湖へもやってくる「季節来遊魚」です。
吸盤のついた8本の腕を使って、エサとを捕まえます。周囲に合わせて体色を変えます。
耳のような丸いヒレが特徴の小型のイカです。春から夏に浜名湖で見ることができます。
冬から春に浜名湖で見ることができ、長い触手には強力な毒を持っています。
敵が来たときに体を膨らませて威嚇します。約350本前後のトゲ針があります。
梅雨の産卵期には浜名湖の湖岸にたくさんやってきます。海中で紫色の液体を出します。